Dyson(ダイソン)が2020年に小型・軽量化モデルの最新シリーズとして発売したDigital Slimと2019年に発売したV8 Slimを比較!どっちを買うか迷った人の為に性能や価格など徹底検証!
更新:2023年8月17日
更新情報:
・Dysonの最新情報を下記記事に移しました(2023年8月17日更新)
・2021年12月7日の家電量販店で販売されていた価格を更新しました。(2021年12月8日更新)
・2021年8月4日の家電量販店で販売されていた価格を更新しました。(2021年8月11日更新)
・2020年12月30日の家電量販店と公式サイトで販売されていた価格を更新しました。(2020年1月4日更新)
・2020年12月14日の家電量販店と公式サイトで販売されていた価格を更新しました。(2020年12月19日更新)
・2020年10月10日の家電量販店と公式サイトで販売されていた価格を更新しました。(2020年10月13日更新)
・2020年9月22日の公式サイトで販売されていた価格を更新しました。(2020年9月22日更新)
・2020年8月14日の家電量販店で販売されていた価格を更新しました。(2020年7月26日更新)
・2020年7月20日の家電量販店で販売されていた価格と2020年7月26日の公式サイトで販売されていた価格を更新しました。(2020年7月26日更新)
最新のDysonに関する情報を下記に書きました。
最新の情報は下記記事を参考にしてください。
Dyson(ダイソン)から2020年6月22日に発売が開始されたDigital Slim(SV18)と、2019年8月21日から販売が開始されているV8 Slim(SV10K)を比較。
「アメトーーク 」のコーナー「家電芸人」で一回り小さく、女性でも使いやすいように考えられた日本専用モデルと紹介されたDyson(ダイソン)「V8 Slim Fluffy+」と同じ小型・軽量化モデルの「Digital Slim(SV18)」はどこが変わったのかを確認して、どっちを買うのがお得なのか、情報をお伝えします。
Dyson(ダイソン)Digital SlimとV8 Slimを4つの項目で比較を行った結果を書いていますので、比較①~④の内容を見て購入の参考にして下さい。
目次
[比較①]製品スペック
本体製品サイズ(幅×奥行×高さmm)
本体製品サイズは下記のように本体サイズの幅と奥行はDigital Slim15~20mmほど小さくなってさらに小型化していますが、高さはDigital Slimの方が23mm大きくなっています。。
- Digital Slim:120×312×233 ※スティック時のサイズ:250×1100×233
- V8 Slim:135×333×210 ※スティック時のサイズ:250×1123×210
本体重量(バッテリー含む)
本体重量はV8 SlimよりDigital Slimが0.08kg軽く、スティックを付けている時は0.25kgも軽いです。V11よりも軽かったV8 Slimよりさらに軽くなったDigital Slimの特徴だと思います。
- Digital Slim:1.5kg ※スティック時の本体重量:1.90kg
- V8 Slim:1.58kg ※スティック時の本体重量:2.15kg
[比較②]バッテリー(最長運転時間、充電時間)
最長運転時間(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール)
モード別の運転時間は下記のように通常モード(エコモード)ではクリーナーヘッド利用時でDigital Slimが10分長く使えるようになっています。強モードではV8 Slimの方が2分長く使えます。ただ、Digital SlimにはV8 Slimにはない中モードの設定があり、約25分/約25分の利用が可能です。
Digital Slimは強モード以外では長く利用することが可能です。
※運転時間:クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール
- Digital Slim:[エコモード]約40分/約40分 (クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール)
- V8 Slim:[通常モード]約30分/約40分
- Digital Slim:[強モード]約5分/約5分
- V8 Slim:[強モード]約7分/約7分
充電時間
充電時間もDigital Slimが3.5時間でよいのに比べてV8 Slimは5時間必要となっており、Digital Slimの方が短い充電時間で使うことができ便利です。
- Digital Slim:3.5時間
- V8 Slim:5時間
バッテリー
Digital Slimの特徴の一つとしてボタン一つでバッテリーを取り外すことができ、予備のだった着脱式バッテリー(別売)と交互に使用することでより長い時間の掃除に対応できます。着脱式バッテリーは単体でも充電可能でコードレス掃除機ではネックになる充電が切れて使えなくなってしまう問題を解消できる点はV8 Slimにない大きな利点と言えます。
[比較③]性能と付属ツール
吸引力
吸引力のもととなっているDyson Hyperdymiumモーター(ダイソンハイパーディミアムモーター)の回転数は、Digital Slimが毎分最大120000回転に対してV8 Slimは毎分最大107000回転となっており、回転から生み出す遠心力がDysonの吸引力を生み出すと説明されているので吸引力もデジタルモーターが最新であるDigital Slim1が大きく勝っている点だと思います。
- Digital Slim:毎分最大120000回転
- V8 Slim:毎分最大107000回転
バッテリー表示
バッテリー表示はDigital Slimは液晶ディスプレイとなり、バッテリーの残量や運転できる残り時間などを秒単位で表示してくれる機能がついています。またフィルターの洗浄や異物の詰まりもディスプレイでお知らせする機能があります。対してV8 Slimは取っ手部分にライトで残量を表示します。
バッテリー表示はDigital Slimがわかりやすくて大きく勝っている点だと思います。
お手入れ
Digital Slimはクリアビンやフィルター、ブラシバーなど電子部品を搭載していない付属ツールはまるごと水洗いしてこびりついたゴミを除去することができます。
V8 Slimはまるごと水洗いができない為、お手入れはDigital Slimが簡単に行うことができます!
付属ツール
付属ツールに関してはDigital Slim Fulffy ProとV8 Slim Fulffyの付属ツールを比べてみます。
まず大きな違いは掃除をするうえで重要なクリーナーヘッドがDigital Slimでは「スリムフラフィクリーナーヘッド」が付いているのに対して、V8 Slimは「スリムソフトローラークリーナーヘッド」が付いています。
Slimシリーズは日本の住宅に合わせた使いやすさが売りで、クリーナーヘッドも40%小型化、40%軽量化されたと紹介されています。
Digital SlimとV8 Slimの両方で40%小型化、40%軽量化と書かれていますが、Digital Slimは「Dyson V11」との比較。V8 Slimは「Dyson V8」との比較して40%小型化、40%軽量化となります。
薄くなったスリムフラフィクリーナーヘッドは家具の下の隙間も簡単に掃除ができることが売りです。
実際に我が家ではDyson V10を利用しており、ソフトローラークリーナーヘッドがソファーの下にある隙間に入らない為、隙間の掃除はソファーを動かしたり、隙間ノズルを使って覗きこみながらしてますので、ススリムフラフィクリーナーヘッドが下の隙間に入るなら欲しいなと思います。
どちらのクリーナーヘッドも小型・薄型で掃除しやすいことには違いないと思います。
「ツールクリップ」はDigital Slimのみについている付属ツールで、ダイソンのパイプ部分にクリップで付属ツールのコンビネーションノズルと隙間ノズルの2つを装着することができ、付属ツールをパイプにくっつけて持ち運びながら掃除することが可能になります。
「コードレスクリーナー専用充電ドッグ」もDigital Slimのみについている付属ツールで、コードレスクリーナー本体を収納・充電できる縦置きのスタンドです。今までは収納用ブランケットを壁に固定するか、スタンドを別購入する必要がありましたが、Digital Slimは「コードレスクリーナー専用充電ドッグ」がついているセットがあります。
※「コードレスクリーナー専用充電ドッグ」は「Fluffy Origin」以外で付属するツールになります。
「LED隙間ノズル」はDigital Slimのみについている付属ツールで、LEDライトで暗くて狭い隙間や届きにくい場所を照らして掃除を行いやすくする新しいツールです。隙間ノズルを使いたい場所は暗くて見にくい場所が多いのでLEDライトで照らしてくれるのはとても便利だと思います。
※「LED隙間ノズル」は「Fluffy+」「Fluffy Pro」で付属するツールになります。これら以外ではV8 Slimと同じ「隙間ノズル」となります。
「フトンツール」はDigital Slimのみについている付属ツールで、空気の力で繊細な生地の布団やクッションからホコリやハウスダストを取り除くと紹介されています。ハウスダストや花粉などによるアレルギーを持っている人も多いので、布団やクッションの掃除も行えるのは便利です。「フトンツール」があることでDysonは「布団クリーナー」としても使うことができ1台3役として使用できるようになります。
「予備バッテリー」はDigital Slimの「Fluffy Pro」のみについている付属ツールです。バッテリーの紹介でも記載しましたが、コードレス掃除機において予備バッテリーと交換できるメリットは大きく、エコモードでは40分×2の運転利用が可能となります。予備バッテリー単体で充電もできる為、バッテリーを交換してすぐに充電を開始することもできメリットを活かす為には是非欲しいツールです。
上記以外に「ミニモーターヘッド」「コンビネーションノズル」「ハードブラシ」「延長ホース」「収納用ブランケット」などがツールとしてありますが、Digital Slim Fulffy Proはこれらすべてが搭載されたセットとなります。
その代わりに値段も「Digital Slim Fulffy Pro」は公式サイトで97900円(税込)、Digital Slimで一番ツールが少ない「Fluffy Origin」は公式サイトで64900円(税込)と3万3000円の差があります。「V8 Slim Fulffy」は公式サイトで53900円(税込)とさらに安い為、ツールがどれだけ必要かはよく検討してから購入することをおすすめします。
[比較④]価格と価格の推移
2021年12月08日にDyson公式サイトで売られていたV8 Slim Fulffyはセール対象となってかなり安く販売されていました。
- Digital Slim Fulffy(SV18FF):税込75900円
- V8 Slim Fulffy(SV10KSLM):税込37800円 差額38100円
2020年6月22日に家電量販店で売られていたDigital Slimの価格も上記公式サイトと同じ値段でした。
↓2020年8月14日に家電量販店での価格
↓2020年12月30日に家電量販店での価格
↓2021年8月4日に家電量販店での価格
↓2021年12月7日に家電量販店での価格
価格の推移
Digital Slim Fulffy(SV18FF)
2020年06月22日:税込75900円※家電量販店
2020年07月12日:税込75900円※公式サイト
2020年07月20日:税込75900円※家電量販店
2020年07月26日:税込75900円※公式サイト
2020年08月14日:税込75900円※公式サイト
2020年09月22日:税込75900円※公式サイト
2020年10月10日:税込75900円※家電量販店
2020年12月14日:税込75900円※家電量販店
2020年12月30日:税込75900円※家電量販店
2021年08月04日:税込75900円※家電量販店
2021年12月07日:税込75900円※家電量販店
Digital Slim Fulffy+(SV18FFCOM)
2020年07月20日:税込86900円※家電量販店
2020年07月26日:税込86900円※公式サイト
2020年08月14日:税込86900円※家電量販店
2020年09月22日:税込86900円※公式サイト
2020年10月10日:税込86900円※家電量販店
2020年12月14日:税込86900円※家電量販店
2020年12月30日:税込86900円※家電量販店
V8 Slim Fulffy(SV10KSLM)
2020年07月12日:税込53900円※公式サイト
2020年07月26日:税込53900円※公式サイト
2020年08月14日:税込53900円※家電量販店
2020年09月22日:税込53900円※公式サイト
2020年10月13日:税込53900円※公式サイト
2021年12月07日:税込37800円※公式サイト
「製品スペック」「バッテリー」「性能と付属ツール」「価格」の4つでDigital SlimとV8Slimの比較を実施しました。「製品スペック」においては大きくはわかりませんが少しだけDigital Slimが小さくなったかなという印象です。「バッテリー」「性能」においては最新のモーターや予備バッテリーを使っているDigital Slimが能力では断然勝っています。付属ツールについてはDigital Slimがより選択肢が増えたなと感じています。
「価格」に同等セットで22000円の差があり、吸引力や運転時間などの高性能を求めるのであればDigital Slim、価格面を重視するのであればV8 Slim、を購入することがおすすめになるかと思います。
Dyson(ダイソン)の購入でDigital SlimとV8 Slimで迷われている場合は下記「こんな方におすすめ!」も参考にしてみて下さい。
[比較⑤]こんな方におすすめ!
軽量で吸引力の高いコードレス掃除機を使いたい方!
充電を気にせずコードレス掃除機を使いたい方!
- Dyson Digital Slim
Dyson Digital Slimの吸引力はV8 Slimが毎分最大107000回転に対してDigital Slimが毎分最大120000回転と向上しており、他のコードレス掃除機と比べても吸引力がかなり強いです。小型・軽量化したコードレス掃除機でさらに吸引力も求めている方にお勧めです。
また、エコモードでのバッテリー運転時間が40分、予備バッテリーとの取り換えでさらに40分利用できることから充電切れの心配をせずに長時間利用することができます。
Dysonの高性能なコードレス掃除機を安く買いたい方!
- Dyson V8 Slim
長さを少し短くすることで小回りが利きやすく女性でも使いやすい大きさになっている点やV11よりも軽くなっている点で女性が掃除に使うにはとても適した掃除機だと思います。また、スリムソフトローラークリーナーヘッドやLED隙間ノズル、フトンツールなど家の隅々から布団などさまざまなところで使いやすい掃除機だと思います。吸引力が少し落ちても利便性を取るのであればV8 Slimがおすすめです。